過眠症の就労
今年度の事業の一つとして、就労セミナーを行おうというものがあります。その第1弾として、セミナー前の座談会を12月13日(日)に開きました。当患者会のLINE会員さんはLINEでつながれるという気軽さから数は多いのですが、全国にわたっていることもあり、実際にお会いすることはあまりありません。コロナ禍でオンラインでの会合が多く行われた今年、最後のZoomミーティングとして開かれた座談会でした。何人の人が参加してくれるのかドキドキしていましたが、ふたを開けてみると直前の告知の割には15人もの方に参加していただき、とても嬉しく思いました。皆さん、各々思うところがあり、さまざまな質問が飛び交う中、私にできることは何だろうと考えさせられる会合でした。自分が元気だったらいいのに、と誰しもが思うことでしょうが、会員さんの生の声を一人一人聞けない病状であることは自分が一番よくわかっています。だからこそ、このような機会に参加してくれる会員さんには本当に感謝しかありません。もっと会員さんのことが知りたい。そう思うのですが、体が追いつきません。今、就労に関するアンケート調査を行っています。是非お答えいただきたいのは、一番に会員さんの気持ちを知りたいという思いからです。私が何をすべきか、理事会をどう動かすべきか、運営をどのようにすべきか、すべては会員さんの思いから生まれます。どうぞ、私に思いのたけを届けてください。アンケートに自由に書いてくださることはすべて、はじからはじまで読ませていただきます。就労支援ネットワークONEの中金さんは一緒に前例を作っていけたらとおっしゃっていただけました。過眠症患者にこうすれば就労がうまくいくというマニュアルはありません。それを作ることから始めなければなりません。それには一人一人の就労のお手伝いをすることから始まるのだと心から思いました。私に何ができるのかまだ分かりませんが、一緒にあがいていきたいと思っています。どうぞ、よろしくお願いいたします。